古今東西変わらないもの
2017年08月12日
漫画家の弘兼憲史さんがご自分でラジオの番組で話されていたので本当であろうが家族の交通違反を知り合いの警察署長さんにもみ消してもらったとか大学時代に寮に入っていたそうだが郷里の自民党代議士がどこであっても就職希望先に推薦を出すという伝統があるそうで弘兼さんは松下電器にすんなりと入れたとか。自民党支持になるでしょう。翻って自分などは中学3年の自民党支持の松原進という担任から家が貧乏なのだから高校に行かないで働いたらと言われ器の小さいものだからすぐに社会党、共産党支持になった。
今なら言い返していただろうがそのときはじっと屈辱に耐えるしかなかった。社会科を受け持っていて生徒の前で生活保護受給者をバカにする。その教師は町会議員のご子息をかわいがるものだからめでたく金沢市教育委員会の委員になったという。50年近く前の保守王国といわれる石川県の片田舎、宇ノ気中学校はその不適格教育者の教師をみるだけでどの程度か言わずもがなだが人を見下したりするのは古今東西変わりはない。東京23区の中で裕福といわれるある区の公団団地の傍を通る道路の規制に絡む問題が団地の周りの戸建て住宅の住民と発生した時、団地のリーダーであった女性は「賃貸に住んでるくせに」と言われたという。女性だからと甘く見られたのかもしれないが自分たちより賃貸に住む人は能力が低いのだから黙っていろということでしょう。こういうことは古今東西どこでもある。アメリカ人に比べアフガニスタンやイラクの人の命は軽いと戦争を仕掛け一気に何十万もの人々を殺している。日本に原爆を落としてもドイツには落とさなかっただろうという話は昔はよく聞いた。最近そういう話が出ないのはなぜか知らないがあの時日本が5月頃降伏して、7月にアメリカの砂漠で原爆実験が成功した時、ドイツがまだ戦争をしていたとしても原爆は投下しなかったのではないか。原爆開発にドイツからの移民や逃げてきた人が多く関わっているだけでなく、黄色人種でない同じ人種であるドイツの人々にはたして原爆を落とすことが出来たのだろうか。日本人の私がそれを考えてもどうしょうもない。アメリカ国内で大きな議論と成ってほしいが無理であろう。結論が決まっているだろうから。だから今の北朝鮮に対するアメリカの態度は危険だ。アメリカで人が死ぬわけではないと思っている筈だから。
米田正之