今こそ独自外交の時

2023年10月08日

基地として不適格な辺野古にまともにお金を注ぎ込めば1兆円を超えるといわれる。時間も十年以上かかるだろうが果たして今と同じ国際情勢なのか。インドと中国が覇権を争い東南アジア諸国でも日本を超える国があるなかでアメリカの腰巾着日本は益々影が薄くなっていく。普天間が危ないなら首都圏の米軍基地では日本人が大好きだったマッカーサーの厚木や横田、横須賀がある。どこかを拡充して持ってくるのがいいのでは。沖縄に押し付ける理由をみんな知っているがだれも言わない。アメリカも今は都合のいい日本と連携はしているが友達ではないのだから守るなんて気もないだろう。フィリピンやインドネシアの方がいいとなる日も来る。

独自の外交がなぜ出来ないのだろう。イランには出光佐三の日昇丸以来深いつながりがある。そういう時もあった。やれば出来る。そういう人物がいればなのだが。 今のパレスチナとイスラエルの紛争に欧米諸国や中国でも難しい仲介に日本は割って入れる立場にいる。ここでまたアメリカにへつらっていればもう存在感はない。パレスチナには難民、財政金融、経済成長の促進など様々な支援を長く続けてきた。その信頼も失われる。独立したパレスチナ国家の樹立がただ一つ解決への道なのだから今動かないでどうするのか。
  米田正之

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