エジプト革命と日本
2011年02月19日
アラブ世界で不平等 理不尽に対しての怒りから立ち上がっている人々を見てうらやましく思う。
官房機密費のように税金を身内だけで使い放題の挙句説明をしなくていいというのは普通の民主主義国家であるなら連日国会をデモが取り囲んでいるであろう。
司馬遼太郎が自分の生活のために言うのはかってだけど、明治維新の志士たちを持ち上げているがほんとうなのかといいたい。権力者はいばって民衆を下に置くという形を明治の始めに彼らはやったわけで、23人も妾をもった伊藤博文をはじめ、西郷隆盛以外は大きな屋敷に住まい結局のところ
政治の基本の精神は徳川以来変わらず同じではなっかたのか。自転車で国会に通ってくる議員が普通のヨーロッパの国との違いを見れば日本に本当の民主主義は無かった。
権力者にひれ伏してしまう国民性を利用する政治、共産党員の子息なら自己責任を言い出す政治家、力の無い人たちがいくら叫んでもかやの外、若者たちの流血で変わっていく国はあっても日本ではデモは起きないしこの先少なくとも千年は同じことを繰り返しているだろう。日本という国がそのときまであるか知らないが。
中近東、アフリカを今まで抑え続けてきた欧米の思想とは違う民主的国家を造り開放されたアラブ世界を早く実現してほしい。それがその他の強権的にも、精神的にも抑圧された国々の解放に繋がって行く道標になるのではないか。
米田正之