闘いの始まり

2013年02月17日

「もう田舎に帰ったらいいんじゃないの」 ハローワークとなる前の王子公共職業安定所の所員が憎々しげに言った一言です。もたもたしている求職者にかんが触ったようです。下僕と思っている公務員などいません。与えられた仕事をこなしているだけでしょう。JR新橋駅の近くに新橋亭というラーメン屋がある。中華丼と注文すると若い男の店員は口を歪めてなんですかという様子。中国語が分らないのだが別の名前があるらしい。男は別の店員と一緒にこちらを見て薄ら笑いを浮かべている。新橋亭さん、おたくにもしHPがあるなら野暮な客おことわりと書いてないと詐欺になりますよ。
人は目に見えぬ巨大な敵対よりも、眼前の小異を怒る。
自分は賃貸住まいで年収100万円以下なので生活保護費より低いでしょう。只、生活保護費を下げよと思ったことなど一度も無い。病気であるいは高齢で働けない人、若くても職に就けなく住む家も無い人。国が政治が助けないで政治を必要としない裕福な人、儲かっている企業を助けて日本は中世、封建社会のままですか。そのような時代でさえ救済を施していた為政者はいたというのに。デフレからインフレに導こうとしているのに生活保護費を下げてどうするつもりなのか。生活保護受給者が200万人なら裕福層の200万人を課税強化しましょう。
日本の人身売買の多さ、政治家に頼む就職、入学、交通事故のもみ消し、今はどうか知らないが少し前の東北のある県では選挙の投票箱ごと無くなったり対立する候補が書かれた紙を食べてしまったり、国会の近くに驚くほど安い公務員宿舎の訳が何かあったときすぐ駆けつけられるから、40年前以上前にも聞いた天下りで何億という金を巻き上げていく言い訳が立派な大学を出て試験に受かったから。世界で少なくなっている死刑制度はこれに賛成する率は逆に多くなっているという。許すことが出来なくますます粘着体質になっていく。ここでは目には目のイスラム教になっていてさすがどんな宗教も取り入れる日本人。
日本人は一言で言うと保守的でしょう。人民が立ち上がって時の政権を血を流しながら倒した歴史がないのだからやはりどうしても無理です。たとえ牢屋に入っても権力に立ち向かうより年末年始はゆっくりしたいし、孫の顔も見たいというのが大多数なのだから目障りな人は排除されて行く。すぐに税務調査が入り、あるいはまた今も絶大な人気を誇る国民的作家、松本清張は国から勲章を貰うことはなかった。徳川幕府が三百年近く続いた訳です。昔、有名予備校の名物講師が官僚批判をするのは東大に入れなっかたやつの嫉妬だと言っていた。そういう空気、考えは国民性だからなくなることはない。99対1の運動もこの国では大きなうねりにはならない。嫉妬、妬みにしてしまえばこんなに統制しやすいことはありません。
思想が力であり、思想が力であるためにはその思想を進んで行為せねばならない。昔、共産党がやったように細胞を各地に置き一斉蜂起をするような、全く新しい思想、人物を見たい。国家反逆罪法が成立して監視しあう国となっていても。 いつの日か、きっと。
   米田正之

Follow me!

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です