これがアメリカの正体か、新しい民主主義が始まる。

2011年02月26日

ナセルの汎アラブ主義を受け継いだリビアのカダフィ大佐をアメリカ主導の軍が倒そうとしている。独裁政権であっても治安を安定させ福祉国家を作り上げた人物がどうして排除されなければいけないのか。その国においてなにをするにも治安の安定が全てである。アフガニスタン、イラク。外国からの武力でこの地域はどうなっているのか。アメリカの言う民主主義が混乱と破滅をもたらし本当の狙いが見えている。
新しい民主主義の始まりの予感がする。キリスト教を基にする欧米の民主主義は力で他国を抑え付け上から秩序を押し付けてきた。強大な軍事力を持つとアメリカのように世界を支配出来るとなってしまう。エジプトもリビアも権力を握るとその下で甘い汁を吸ってきた。もうそんな時代ではない。
あらゆる既得権とそれを破壊する勢力との争いにかつての民主主義は形を変えざるをえず、時にそれぞれの地域で民衆の力により自由、平等の保障された独自の秩序がうまれてくるだろう。
 米田正之

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