いつかブーゲンビリアの咲く地に
2014年02月09日
かつて株屋と呼ばれまともな人は相手にしなかった株式をニュースで流している。持たない関心ない興味もない人には大暴落のときぐらいしか必要ではないのに。株価とその時の経済、暮らしの良し悪しは何の関係もなく金儲けだけのものを流す必要があるのか。横並びですか。国からの指示ですか。額に汗をかかない収益をさげすむ風潮は夢のごとく去ってしまった。銀行では何千億円もの利益を上げておきながら振り込み手数料を下げない。なんと強欲なのか。生産至上主義の外に多くの人がいます。資産も貯蓄もなく少ない年金で暮らす人々からもっと税金を吸い上げて企業に回し一部の社員だけが恩恵を受けている現状。どうして反乱が起きないのか不思議です。1つの民族が階層闘争で分裂し外からは民族の質が変わったと言われる日が来るだろう。
シリアで幼い命がなくなっている。国連が紛争地に多国籍軍を派遣するシステムが効果はどうあれ出来ているなら、難民を何十万人単位で受け入れる施設、街を世界の何箇所かに造り迅速、安全に避難させる仕組みを早く作るべきでしょう。そうなると国とはなにかということになる。ひどい仕打ちをされて国にしがみついていることはない。現実に国を越えた政策が実行されたとき机上で考えても思い描けなかったことが見えてくるのだろう。国という枠から離れその地域の民族性を高めることが出来る、世界の中で文化を際立たせることが出来る地域が新しい国として認められているのではないか。
沖縄では可哀想に都合の悪い選挙結果が出ても民主主義に関係なく事を粛々と進めるのだという。沖縄は独立して基地のない国を作るべきです。政府は中国や北朝鮮の脅威を宣伝してアメリカがいないといけないというが誰もがもうアメリカは中国を向いているのを知っている。アメリカ国内でも沖縄から撤退の方向だという。そうだろう、ベトナム戦争のころと国際情勢がまるで変わっていてむしろそこに基地があることが国際戦略上好ましくないのだから。利権のためにいつまでも沖縄を利用すべきではない。
沖縄の人やアイヌの方々は南方からやって来た縄文人を先祖としている。彫りが深く目が大きいゴルフの宮里さんや吉永小百合さんタイプ、かたやその後大陸からやって来たのっぺりした顔立ちの由紀さおりさんタイプの弥生人が列島の主流となる。人種が違う。民族が違う。いつまでも日本という国に属していたくないと沖縄の人々が思い始めるのも無理もないことです。
温暖な気候、コバルトブルーの空、エメラルドブルーの海、国際的な観光地、琉球。私はいつの日か日本語の話せる外国の地、ブーゲンビリアの咲く南国の地を訪れ、昔そこで生きたくても生きれなかった人たちが夢見たであろう、おだやかで明るい日ざしの中、自然で分け隔てのない親切な人々の輝く笑顔に出会うだろう。そして迫害を受けていた時には願っても叶うことがなかった民族の誇りが消えることなくここに受け継がれているよと潮騒の中に聞くだろう。
米田正之
